アップルの次世代OSが、米国時間6月9日（日本時間6月10日）に開催された世界開発者会議（WWDC）で発表された。90分間の基調講演では、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Apple Vision Proを動かす新しいソフトウェアバージョンが公開された。
新しいソフトがいつ使えるのかは利用者の立場によって異なる。最初にアクセスできるのは開発者で、彼らはWWDCの基調講演を注視していた。この場で、新しいOSの名称が現行のiOS 18の次に予想されたiOS 19ではなく、iOS 26であることが正式に発表されている。
この新名称はmacOS 26、iPadOS 26、watchOS 26など、他のソフトウェアプラットフォーム全体にも統一して適用される。
デベロッパーベータ：米国時間6月9日から
従来どおり、開発者向けベータは基調講演当日に公開される。かつては基調講演中にソフトウェアがダウンロード可能だったが、数千人もの開発者が一斉にファイルを取得しようとする状況は、どんなプロバイダーでも難題だった。
理由が何であれ、カンファレンス中にダウンロードできなくなっているが、米国時間6月9日が確かに開発者ベータ版のリリース日であることは確認されている。執筆時点では、ベータ版はまだリリースされていないが、すべてのプラットフォームに大幅なデザイン刷新が行われることもあり、利用希望者が多いことが予想される。
iOS 26だけでなく、新しい命名規則の導入により、iPadOS 26、macOS 26、watchOS 26、tvOS 26、visionOS 26のデベロッパーベータも、同日もしくは前後して一斉に登場する。
