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2025.05.29 13:00

副業だけで1日あたり1万4000円から、在宅で「高収入の仕事」10選

brazzo / Getty Images

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米国のフリーランス市場が転換期を迎えている。Upworkの『Future Workforce Index』(対象は3000人の米国在住知識労働者。調査期間は2024年12月から2025年2月)によると、現在知識労働者の28%がフリーランスとして働いており、2024年に彼らは合計で1兆5000億ドル(約216兆円。1ドル=144円換算)の収益を生み出したという。こうした成長の多くは、既存スキルを収益性の高い副業に転換した専門家が支えている。

また、米ローン比較サイトのLendingTree(レンディングツリー)の2025年調査(対象は18歳から79歳までの米国在住消費者1999人。調査は2025年2月に実施)によると、米国人の44%が副業をしており、61%がその副収入なしでは生活が成り立たないと答えている。借金の返済、貯蓄、収入源の多様化など、副業は何百万人もの米国人にとって経済的なライフラインとなっているのだ。

本稿で紹介するランキングは、NetCreditが、フリーランス・プラットフォームのFiverrに掲載された144の異なる副業の報酬額を分析したものだ。これらの副業は収入のポテンシャルによってランク付けされているが、どれも非常に身近なものでもある。そのため、これらの副業を始めるために必要なスキルの多くをあなたはすでに持っている可能性が高く、そのほとんどが自宅のリビングルームから最小限の初期費用で始めることができる。

1. マーケター(1日あたり約2万1600円)

あらゆる規模の企業が、専門的なキャンペーンプランニングやROIのアドバイスを必要としているものの、そうした企業のすべてが専任のマーケターを雇えるとは限らない。そこで副業マーケターとして、顧客の広告効果を最大化し、測定可能な結果をもたらす、包括的なマーケティング戦略の開発を支援する。

始めるには:フリーランス・プラットフォームでプロフィールを作成し、これまでの事例を紹介する。また「24時間対応」パッケージを提供することで、迅速で専門的な洞察を求めるクライアントをひきつけよう。デジタルマーケティング分析、キャンペーンプランニング、クライアントとのコミュニケーション能力などが必須スキルだ。

2. ウェブサイトのデザイン(1日あたり約1万8720円)

すべてのビジネスにはウェブサイトが必要だ。ウェブサイトデザイナーは、プロフェッショナルで機能的なウェブサイトを作成し、企業のオンラインプレゼンスを迅速かつ効果的に確立する。

始めるには:ウェブサイトのビフォーアフターを紹介するサンプルを作成し、あなたのデザインスキルを証明しよう。WordPress、Squarespace、Figma、Sketch、UX/UIに関する知識が必須スキルだ。

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翻訳=江津拓哉

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